うつわと余白

2025年11月22日(土)ワークショップ×料理会「うつわと余白」
木地の上に油絵のような独特の濃淡や陰影が浮かび上がり、ため息が出るほど美しい、山本美文さんの白漆の器。
陶磁器とも古布とも思えるような独特の質感で、同じ形でも一点一点まったく違う雰囲気をまとっています。
昨年2024年12月にひらいた個展「余白」終了後、より漆の器を身近に感じていただける機会を作りたいと企画を温め、この度ワークショップ兼料理会をひらく運びとなりました。
白漆の器を手に取り、料理や菓子をそっと盛りつける──
器と食の関係を五感で感じ、学びながら味わう一日限りの会を開きます。
オカズデザインの料理、foodremediesの菓子の魅力を間近で体験し、盛り付けの余白や色のバランス、ひと皿の完成度を自分の手で探ります。
盛り付けた後はご自身で盛った一皿を味わい、うつわと食を楽しんでいただきます。
幅広いメディアでご活躍、器にも造詣が深いスタイリスト・岩﨑牧子さんの貴重なアドバイスや美しいお手本、料理家たちのデモンストレーションもご覧いただけます。
また山本美文さんもご在廊、作り手からのお話もいただきます。
使ってみて気に入った作品のご注文も可能です。
料理のポーションにぴったりの皿を選ぶのではなく、空間を残してゆったりと盛る。
ほんの少し余裕をもって、間をとるゆとりそのものを楽しみ、体感いただける会となります。
テーマの余白に対し、どのように歩みよるのか。
器料理店ならではの催しをお楽しみいただければと思います。
※当日はご予約された方のみご入場・お買い物いただけます。
ご予約無しでテイクアウト・展示のみのご利用は出来ませんので、お気をつけください。


