清水善行
京都の奥、南山城村童仙房で作陶される清水善行さん。
のびやかさと端正さをあわせもつ形、自ら造られた登り窯で作られる一点一点異なる滋味あふれる風合い、様々な料理を受け止めてくれる懐の深さ。
自然と共に暮らし、恵みそのものを手から生み出す清水さんの器は、そこにあるだけでふっと空気が変わります。使い込むごとに手触りが変わっていき、いい味わいに育っていく作品が多いのも魅力の一つ。
料理人に清水さんの器を愛用する方が多いのもよく分かります。
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- 1966
- 熊本県に生まれる
- 1990
- 大谷大学文学部哲学科 卒業
- 1991
- 京都府立陶工高等技術専門学校 卒業
- 1991
- 黒牟田焼丸田正美窯にて修行
- 1994
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京都府南山城村童仙房に独立
地上式穴窯を築窯
信楽、粉引きを焼き始める - 1999
- 白磁を焼き始める
- 2001
- 須恵を焼き始める
- 2002
- 鉄釉を焼き始める
- 2003
- 呉須を使う
- 2004
- 土器を焼き始める
- 2008
- 地下式穴窯を築窯
- 2011
- 灰釉を焼き始める
- 2019
- カモシカにて「『ノブうどん帖』発刊記念展」に参加
- 2020
- カモシカにて、農家・蒜山耕藝との二人展「あめつち」開催
- 2021
- 割竹式登り窯を築窯
- 2023
- カモシカにて初個展「海を渡る」開催